
東京都は1月17日にインフルエンザの「流行警報」を発表しました。
こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
【東京でインフルエンザ「流行警報」発表】
東京都内でインフルエンザの患者が急激に増えたことから東京都は17日、インフルエンザの「流行警報」を発表し、こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。 https://t.co/hawhzMZBDf— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年1月17日
今月13日までの1週間に都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者の数は1つの医療機関当たり31.7人で、前の週の3.4倍と、急激に増えました。都内では今月13日までに延べ236の幼稚園や学校で学級閉鎖などの措置がとられたということです。
これまでに検出されたウイルスを分析したところ、10年前に「新型インフルエンザ」として世界的に流行した「H1N1型」が全体のおよそ72%を占めているということです。
早期に対応が出来れば直ぐに治すことが出来ると言われています。
https://youtu.be/opMMdvT24M4
https://youtu.be/Fxdpwh19kBk
この流行だけは追いかけたくない😱
そう #インフルエンザ
シティプロモーション推進室でも4人が流行に乗ってしまいました😷
川崎市でも流行発生警報を発令❗️
周りの人にうつさないように、何よりかからないようにするのが大事
無理は禁物❗️
身の守り方もう一度チェックだよ❗️https://t.co/BLcdUuoGyL pic.twitter.com/Qt7cwXzsyS— 川崎市シティプロモーション担当 (@kawasaki_pr) 2019年1月17日
インフルエンザ流行がピーク 全国で「警報レベル」に https://t.co/5WinUJU4TS
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年1月18日
【東京都にインフル流行警報】
東京都内でインフルエンザの患者が急増したことから、今日17日(木)、東京都はインフルエンザ流行警報を出しました。この先も晴れて空気の乾燥状態が続く予想のため、インフルエンザ流行がさらに拡大が懸念されます。https://t.co/n1gSFQa3eP pic.twitter.com/HiVAsi91fi— ウェザーニュース (@wni_jp) 2019年1月17日
インフルエンザウィルス
インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3型があり、流行的な広がりを見せるのはA型とB型である。
A型とB型ウイルス粒 子表面には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という糖 蛋白があり、これらが感染防御免疫の標的抗原となっている。
とくにA型では、HAには15種類、NAには9種類の抗原性の異なる亜型が存在し、これらの様々な組み合わせを持つウイルスが、ヒト以外にもブタやトリなどその他の宿主に広く分布している。
A型インフルエンザでは、数年から数十年ごとに世界的な大流行が見られるが、これは突然別の亜型のウイルスが出現して、従来の亜型ウイルスにとって代わることによって起こる。
これを不連続抗原変異(antigenic shift)という。
1918年にスペインかぜ(H1N1)が出現し、その後39年間続いた。
1957年にはアジアか ぜ(H2N2)が発生し、11年間続いた。
1968年には香港型(H3N2)が現れ、ついで1977年にソ連型(H1N1)が加わり、現在はA型であるH3N2とH1N1、およびB型の3種のインフルエンザウイルスが世界中で流行している。
わが国では、1999/2000~2003/04の過去5シーズンにおける分離インフルエンザウイルスを亜型でみると、AH1型は1999/2000、2000/01、2001/02の3シーズン連続してある程度分離されたが、2002/03、2003/04の2シーズン連続してほとんど分離されなかった。
AH3型は過去5シーズン連続して分離されたがB型は、1999/2000シーズンにはほとんど分離されず、2000/01、2001/02、2002/03の3シーズン連続してある程度分離され、 2003/04シーズンには少なかった。、2000/01シーズンには少なかった。
一方、同一の亜型内でも、ウイルス遺伝子に起こる突然変異の蓄積によって、HAとNAの抗原性は少しずつ変化する。これを連続抗原変異(antigenic drift)という。インフルエンザウイルス では連続抗原変異が頻繁に起こるので、毎年のように流行を繰り返す。
有効な対策
・予防は経路を知って遮ることが大切。
ウイルスは、せきやくしゃみで飛び出して人にうつる。物にも付着する。「はなをかんだ手でドアノブを触ったり、せきで口元を押さえた手で電車のつり革を握ったりすると、そこにもウイルスがつきます」
ウイルスに触れ無意識に鼻や目を触ったりして感染するため、せきなどによる「飛沫(ひまつ)感染」、手指を介する「接触感染」の両方に気をつける。
「飛沫核感染(空気感染)」
飛沫核というのは、飛沫が小さくなると空気中の水分が蒸発して乾燥縮小した飛沫核となり長時間浮遊するもので、そのウイルスを吸入することによって起こる感染を飛沫核感染(空気感染)と言います。
特別な状況下とは感染者の飛沫物の中に大量のインフルエンザウイルスが含まれていたり、室内などの限られた空間で、かつ温度・湿度とも低いような条件で起こったのではないかと考えられており、実験では飛沫核の状態のインフルエンザウイルスが、低温度・湿度の状態では長時間活性(感染できる状態)を示し、湿度50%以上で死滅(不活性化)しやすくなることが報告されています。
・ワクチン接種
○2018/2019冬シーズン
A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)
○2017/2018冬シーズン
A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)
→平成29年度(2017/18シーズン)インフルエンザワクチン株の選定経過
・マスクはW型に。
飛沫感染を防ぐマスクは「隙間からウイルスが入るのを防ぐため、耳にかける前にガイドの金属部を折って、鼻のカーブに密着させる」。
顔を触らないという予防になります。特に鼻に触るのは危険です。
・手を洗う
帰宅したら、接触感染を防ぐため「手に付いたウイルスを家に持ち込まないようしっかり手を洗う」。
うがいは、すぐ上を向いてガラガラとするのでなく、まず水を口に含んですすぐ。「クチュクチュペッと何度もすすいでから、上を向いてのどの奥もうがいをする」のがコツという。
・アルコールで除菌
ポンプ式が特徴のジョンソン「カビキラーアルコール除菌食卓用」は、ティッシュペーパーなどを載せて押すとアルコールが染みてさっと拭ける。
スプレー式の代表格、花王の「食卓クイックルスプレー」も直接スプレーしたり、ペーパー類に噴射して家電を拭ける手軽さが好評。
家の中のドアノブは必ず除菌しておきましょう。
インフルエンザ気をつけましょう!
手洗い、うがい、そして紅茶!
(ミヤネ屋より) pic.twitter.com/TpgnO8cgIP— もち子 (@moti711mama) 2019年1月17日
・水分補給
乾燥予防になります。