
「福砂屋」の「カステラ」。誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
「福砂屋のザラメ糖入りのカステラの美味しい魅力」ついて紹介したいと思います。
独自の製法。長い歴史。このカステラにはロマンがあります。
福砂屋とは
1624年(寛永元年)創業とし「カステラの本家」として商標登録をしています。
カステラの元祖といわれており、ポルトガル人より直接伝授されたカステラなどの南蛮菓子づくりを始め、「長崎カステラ」を創案した。
江戸時代の泰平300年、明治時代、大正時代、戦中戦後、昭和時代と続き現代の平成まで年数にすれば400年間、カステラは伝承されているという。400年続いた改良も兼ねた伝統の味である。
名前の由来は初代福砂屋は貿易商として砂糖、米など、様々な品目を扱っていた。
砂糖は福州(福建省)から長崎へ運ばれており、福砂屋の「福」は、中国の福州、福砂屋の「砂」は、砂糖の砂からといわれています。
福砂屋のパッケージで見られるトレードマーク「コウモリ」は、中国との繋がりが強い福砂屋は中国ではコウモリは幸運の印とされており、縁起が良いものとされていたので「コウモリ」がトレードマークになったといわれています。
長崎三大カステラに数えられており、「福砂屋」と他の「松翁軒」(天和元年・1681年創業)、「文明堂」(明治33年・1900年創業)をいいます。
カステラの魅力について
なんといっても福砂屋のカステラの魅力は「手作り」にあります。
創業以来、400年間手作りにこだわり続けており、添加物を使用せずに生成しています。
「福砂屋」のカステラの賞味期限は7日~9日前後と他の添加物が入ったカステラと比べると短いのです。
手作りゆえのホットケーキのような「ふっくら」とした食感が魅力であり、
別立法とよばれる
・卵を手割りで黄身と白身に分ける。
・職人の手によって白身だけを細心の注意を払い充分に撹拌する。
・黄身と双目糖を加えてさらに泡を生かしながら撹拌する。
という手間をかけた方法で作っています。
カステラの生地の底に残る角の取れたザラメ糖の感触です。
これがここのカステラの最大の魅力だと思います。
他のカステラと比較すると福砂屋のカステラはザラメ糖の量が一番多いです。
手作りの独自の職人技でこのザラメを残すのが難しいらしいです。
まとめると長い歴史で培われた製法により、底のザラメ糖が残す職人技。
パサパサせず無添加でふっくらとした食感。バランスが取れた味。
まさに元祖カステラといわれるだけあり、日本一のカステラですね。
カステラの仕様
カロリー:カステラ1号(580g)1切れあたり179kcal
小切れ1号1本:1,890円(税込)
小切れ0.6号1本:1,188円(税込)
2018/09/01
新商品登場
フクサヤキューブ 1個 270円(本体価格250円)
東京で買える場所
目黒と赤坂の直営店ほか、百貨店また羽田空港
大丸東京店
三越 日本橋店
三越 銀座店
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